あなたは中学生に負けてます。
こんにちは。
ふくめんです。
ちょっと、失礼な一言で始まりましたが、
許してくださいね。(^^;;
サラリーマンは世間知らず。
とくに、「じぶんで売ること」に関しては。
これまでも何度か触れてきました。
じぶんビジネスを立ち上げようと思い立ったら、
まずやることは、「自分で売ってみること」です。
何を売るか考えることなんかより、
まずは、何でもいいから「自分で売ってみる」ことが必要です。
中1の息子に家にある物を売らせてみた
実際にやってみる、実際に売ってみると、
実に多くの発見があります。
数ヶ月前から、ふと思い立って、
中1の息子に”メルカリ”をやらせてみました。
「家の不用品をメルカリで売ってみ。
お小遣いにしていいから。」
かんたんな入門の本を買い与え、
アカウントを作ってやって、
あと自分でやれ。と。
結果、どうだったか?
数日のうちに質問や交渉のコメントが入りました。
もちろん、自分で考えて、自分で返信。
紹介文を丁寧に書けば、信用してもらえるんだ。
より興味を持ってもらう一言、
より不安を解消する一言を入れると、
買ってもらえるんだ。
という発見と成長がありました。
逆もしかり。
紹介文をこんな風に書いたら伝わらないんだ。
敬遠されるんだ。
という発見もありました。
梱包でも発見。
発送って、結構面倒だな。時間かかるな。
丁寧にしないで、壊れたらトラブルになるな。
もうちょっとちゃんとするか。
プチプチやダンボール、
すぐに梱包できるように材料を買っておくと便利だ。
でも、そこにお金かけちゃうと利益なくなっちゃう。
といった学びがありました。
発送でも発見。
発送方法は色々ある。
ヤマト持ち込み?郵便局?
メルカリで準備してくれている便利で安い方法がいくつも。
どれで送るのが得するかな。
失敗もしました。
「送料込み」が売れやすい感じがするから、そうしてた。
でも…
送料が予想外にかかって、
なんと! せっかく売れたのに、収支がマイナスということもありました。
ちゃんと送料(周辺コスト)を考えて、値段をつけないと!
という失敗からの発見は強烈です。
いくつかこなして行くと、
自然とリサーチみたいなこともするようになりました。
他の人は同じものをいくらで売っているのかな?
これ売れているなら、似たようなアレもうれるかも?
え?こんなもの、お金払って買う人いるの!?
この人のタイトルの付け方上手だな。
この人の紹介文、真似しよう。
ビジネスはPDCA。
最初に思いついたものが、
思いついたとおりの結果がポンと出るものではありません。
PDCAすればいいんだなという発見。
これは大きい。
彼は、数カ月間、数品売って見た中で、
たくさんの発見をしました。
店舗を構えたわけでもなければ、
ネットショップを開いたわけでもありません。
メルカリです。
戦略的に何かを仕入れたわけでもありません。
売ったものは、家の不用品。
読み終わった本、小学生の頃集めていたカード、旅行先でもらった模型、、、。
そんなもんです。
なのに、まさにビジネスをやってこそ得られる感覚と発見を
たくさんしたのです。
手に入れたものは、
家にあった不用品を売った売上金と、
その売上でメルカリで買った、ずっと欲しかった限定の服。
それだけではありません。
売れた感動、売れる感覚、そして、工夫して改善していく感覚
という、じぶんビジネスをスタートする上で一番重要な、
“感覚”を、すでに味わい、身につけたのです。
この感覚が手に入ると、
大丈夫かな?やめてしまおうかな?という心のブレーキがなくなります。
あの感じでやればいいんでしょ。って。
この感覚が手に入ると、
いろんなアイディアが湧いてきます。
そうだ、あれを売ってみよう。
そうだ、これで困っている人がいるはずだ。
そうだ、こういう人に、こう勧めれば、買ってもらえるはずだ。
あの感じでやってみよう。って。
さあ、次はあなたの番。
ビッグヒットを飛ばすようなビジネスアイディアはないか?
大儲けできる商品や、まだ世の中にないサービスはないか?
そう考えるのも良いでしょう。
でもね、
じぶんで売る経験をしたことないなら、
まずは、
何でもいいから「じぶんで売ってみる」ことから始めましょう。
ビッグな売り物を考えるのは、その後でヨシ。
自分で売る感覚を持っていなくて、ビッグな売り物を思いつけるはずもありません。
そもそもビッグである必要もありませんしね。
サラリーマンは、世間知らず。
会社では、非常に難しい仕事をこなしたり、
非常に責任ある仕事をこなしていても、
自分で売ることに関しては経験がなく、
感覚も持っていない人が大半です。
本を読んで、
そんなこと知ってるよ!
という人もいるかも知れません。
でも、やっぱり「感覚」は
実際に経験しないとわかりません。
これ、断言できます。
ビジネスや独立起業の本を読んだサラリーマンは
山程いるでしょう。
それだけで、必ず成功するスキルが手に入るなら、
サラリーマンの誰もがビジネスを始め、
最初に思いついた通りの結果を出して
独立してるはずですよね。
そうはなっていない。
やっぱり、
やってみて、
経験して、
感覚を掴んで、
改善を繰り返す。
一歩一歩登っていくのが
じぶんビジネスなのです。
だから、その第一歩、
「何でもいいから売ってみる」が大事なのです。
売ったことある人は強い。
売ったことないサラリーマンと、
売ってみた中1の息子、
どっちが前を歩いていると思いますか?
さぁ。
次はあなたの番です。
売ってみましょう!何でもいいから。
応援してますよ。
では、また次回。