質問をいただきました。
「なんでビジネスを始めようと思ったんですか?」
良い質問ですね。
お答えします。
ズバリ、
「ポルシェに乗りたかったから」
笑っちゃいますよねw
そう。ポルシェに乗りたかったから。
僕、小さな頃から車バカでした。
カタカナを全部書けないけど、道行く車の名前は全部言える。
中学の頃、免許もないのに車をカスタムする雑誌を購読する。
高校生の頃、珍しい車に触れたくてガソリンスタンドでバイトする。
大学生の頃、家賃18,000円の風呂共同アパートに住みながら、車を3台所有する。
サーキットでバイトする。競技もかじる。
真剣に車の競技をやりたいと、
「やり残したことがあるから」と親に電話して大学院に進学。
・・・。
馬鹿でしょう?
一方で、
そこそこ勉強ができたっていうか、努力もしたので、イケてる人生が待っていると思っていました。
恥ずかしながら。
イケてる人生というのは、「当然、ポルシェに乗れる」ってこと。
無理でした。
そこそこのサラリーマンが、そこそこの所帯を持った上で、
ポルシェを買うことはできませんでした。
少なくとも僕は。
そこそこできて、そこそこ頑張って、
ナカナカの高校に入って、
一浪したけど、ナカナカの大学に理系入って、
同期は不順でも大学院に進学して、
ナカナカの企業にエンジニアで就職して。
いわゆる「レール」に乗りました。
理系の大卒、いや、大学院卒。
有名企業のエンジニア。
最高だと思いません?
ハタからみれば。
人が羨む”レール”だから、マックス近くでしょう?
当然ポルシェでしょう?
でも、サラリーマンの現実は違います。
無理じゃん。
orz
そう。無理なんです。
そんなもんか、、、。
そう思った時、違和感を感じました。
こんな田舎町でも、ベンツはもちろん、
ポルシェやフェラーリだって、何台も走っています。
だれ?
そう、良しとされた、目指せと言われた企業のサラリーマンではなく、
自営業の人たちがほとんど。
失敗かコレ、とも思いましたが、
サラリーマンの美味しさも捨てがたい。
僕らの選択は失敗じゃない。
うまく行かず、苦しい状況の自営業者もいっぱいいます。
ポルシェに乗っているのは、
成功した親の事業を引き継いだラッキーな息子もいるでしょうが、
リスクを背負って頑張って、成功を掴んだ息子なんです。
ポルシェに乗れないことがわかったからって、
そこそこのサラリーマン生活を捨てて、イチから頑張る度胸は僕にはありませんでした。
もちろん、そこそこを手に入れちゃったあとで、家族がそれを捨ててチャレンジすることに賛成するわけがありません。
じゃぁ、どうするか?
自分はポルシェが当然の人間と思っていたけど、
いまのままじゃ、一生ポルシェは無理。
かといって、今を投げ売って、自営業者として出直すつもりはない。
わがままですね。
そこで考えたのが、
サラリーマンのまま、起業すること。
ハンパかもしれませんが、
諦めきれない、俺はこんなもんじゃない、そんな自分には、コレしかなかったんです。
経過は割愛しますが、やったらできた。
やればできるもんだね!
いま、勤めている会社でも、立ち上げたビジネスでも、
そこそこになっていますが、ポルシェには乗っていません。
エイッ!って頑張れば買えると思うけど、
興味はそこじゃなくなったからかな。
もっとお金!ってんじゃなったんですよね。
自分ビジネスおもしろい。
もっと大きくもできるけど、おもしろいって状態にしときたいからココまでにしとこ。
サラリーマンの方も、もっと給料あげようと頑張れるけど、
今、そこそこ面白い仕事獲得したし、もっとビジネスに時間割くための環境づくりをってのも面白い。
この環境づくりがおもしろいのと、じぶんビジネスで喜んでもらえるってのがおもしろくて、
ポルシェどころじゃない、べつにいいかって思った、ってところです。
動機なんてなんだってOK。
不順だってOK。
ポルシェほしいから、とか、サイコーにダサいっすよね。w
それでいいんです。
キッカケはなんだっていいし、達成しなくたっていい。
結果論ですが、
ぼくは、サラリーマンだけの生活では手に入らなかった幸せを手にしました。
リスクを負って脱サラしてなんてチャレンジもせずに。
トータルで幸せです。
人生、おもしろい。
これを味わってほしくて、応援したくて、
こんなメルマガを書いています。
あなたの「今の」目標は何ですか?
あなたがサラリーマンのままビジネスを始めたい「今の」目的は何ですか?
そっと教えてほしいな。
ふむふむ。
さぁ、その「今の」目的,目標のために、サラリーマンのままビジネスやろうぜ!
脱サラしないヤツにはムリ!論者は放っておけばいい。
仲間はいます。
いっしょにがんばりましょう。 (^^)ノ
以上、今日はちょっとダサくて恥ずかしい告白をしてみました。
じゃぁ、また次回!